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ホタルを通じて身近な自然環境の保全と再生を考える

私たちは、ホタルを里山環境の象徴とし、身近な生き物が生息できる自然環境の保護・保全と再生のために活動しています。 

 ホタルに関わる人々の関心の的は、ホタルを一匹でも多く出したい、見せたいというものが多いようです。 そのため、美しく光る故に観光資源にされ、目玉として人集めに使われている場合すらあります。 このままでは、やがてホタルは減少し、その生息環境にも関心をもたない人達が多くなってしまうでしょう。 ホタルや昆虫、生き物を対象に調べている者は、それが生存している事のすばらしさと、一つ間違えれば消えてしまう恐ろしさを、一人でも多くの人々にわかりやすく伝える義務があるのです。 それも直ちに実物を通して説かなければならないのです。「日本ホタルの会」は、皆さんが大好きなホタルを、自然環境・里山環境の結晶として捉えて頂くために活動しています。

名  称       日本ホタルの会

設  立       1992年10月

目  的       「ホタル」を里山環境の象徴として取り上げ、身近な生き物が          生息できる環境の保全及び再生をはかることを目的とする。

事業内容


1.「ホタル」や身近な生き物について、その生息環境を調査研究する。
2.身近な生き物が生息できる環境の保全と再生の活動を支援する。
3.本会の活動と「ホタル」、身近な生き物、および里山についての情報を収集するとともに、それらの情報を発信する。
4.本会は、情報を交換する場として、会員及び自治体、企業、民間団体等を対象とする談話会、観察会、シンポジウムを実施する。
5.機関誌「ホタルのニュースレター」を年間4回発行し、会員に配布する。
6.その他本会の目的を達成するために必要な事業を行う。

ニュースレターの発行


日本ホタルの会では、会員の皆様宛に年4回「ホタルのニュースレター」を 発行し、配布しております。

ホタル観察会・見学会


毎年、各地のホタル生息地や保全活動実施地域を訪れ、ホタルの生態と自然環境の観察をしながら、地域の皆様、参加者、日本ホタルの会が意見交換し、より望ましい保全のあり方や方法等について考えることを目的に観察会・見学会を行っています。

談話会


自然環境や昆虫などの身近な話題について、フランクに話し合い、自然への興味を喚起するとともに、日頃の疑問を解決する場として年2回開催しています。

シンポジウムの開催

日本各地で年1回、広域参加型イベントとして行っている「日本ホタルの会シンポジウム」は、ホタルや身近な自然を取り巻く様々な問題について取り上げ、広く意見交換するとともに、「日本ホタルの会」の理念を発信することを大きな目的としています。

講師派遣


「ホタルを象徴として自然環境の保全・再生を目指す」という理念のもと、全国への啓蒙活動を進めるため、地域の皆様のご要望に応じて講師派遣を行なっております。

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